エシカルに暮らす人#5 新しいスタンダード。使い捨てない暮らしの向こう側

エシカルに暮らす人#5 新しいスタンダード。使い捨てない暮らしの向こう側

ご自身の暮らしの中で、いったいどれくらいの使い捨てをしているか?と考えたことがありますか?

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暮らしの中の使い捨て。意識していますか?
BoodyのECサイトをご覧の皆さまこんにちは。エシカルライフ研究家のRIRIKOです。

さてさて皆さまはご自身の暮らしの中で、いったいどれくらいの使い捨てをしているか?と考えたことがありますか?

例えばトイレットペーパーやティッシュはほとんどが使い捨てでしょうし、フローリングシートやトイレのお掃除シートなども、一度使えばゴミになるものです。それだけではなく、飲み物を買えばペットボトルはゴミになりますし、コーヒーショップの紙コップも一度きりでゴミになるものです。食材を購入すればパッケージはいらないもの。ほとんどがプラスチックですから、捨てられる運命のプラスチックにわざわざお金を出していることになります。持ち帰るだけの袋だって、有料になる前はきっと誰もが何の疑問も持たずに使い捨てていたでしょう。

それは私も同じです。

ラップもキッチンペーパーも当たり前のように使っては捨てていましたし、ビニール袋も「貰えるんだから、多めにもらっとこう」くらいに考えていた過去があります。今考えるとお恥ずかしい話なのですが、毎日のように「ゴミ」を出す暮らしの中身を、覗こうともしていませんでした。正直に話しますと、そんな暮らしをしていた時は1週間のゴミの量が75L×2。「あかんやろー!」でございます。反省。


きっかけは外出自粛期間


プラスチックを使わないことやオーガニックな暮らしは10年前くらいから細々と続けていましたが、「ゴミ」に着目したのは2020年春。コロナ禍による自粛期間でした。家族5人が家にいると、自然とゴミが多くなります。できるだけ自炊生活でしたが、出かけられないストレスで、ネット注文が増えると、その分パッケージも多くなります。当時はお店の容器リサイクルも、感染対策から実施されていませんでしたから、お肉や魚のトレイがそのままゴミ箱行き。1週間で75L×2のビニール袋は、口も閉まらないほどパンパン。怠け心の炎が燃え上がった週には、持ち帰り食材のパッケージがドカンと増え(5人家族)、75Lが×3にも×4にもなる。燃えるゴミの収集日である月曜と木曜には、自治会のごみ収集場所が膨れ上がっていました。

きっとどこの家庭でも同じなんだろうな…。

あまりのゴミの多さに、ゴミ収集車の来る時間がお昼の13時を過ぎることもありましたっけ。感染の危険と隣り合わせで、増え続けるゴミを集めてくれる収集業者の方々には、心の中で手を合わせずにはいられませんでした。

これでいいの?
このままでいいの?

そんな考えは浮かぶものの、どうすれば良いかわからない日々。それくらい自分の頭の中は「便利」「簡単」「楽ちん」に支配されていたのだと思います。

暮らすヒントは子どもと学んだSDGs


当時小学校3年生、1年生、幼稚園年中だった子どもたちも、学校や幼稚園がなかったので当然家にいます。外出できない、公園にも行けない、学校もない、野球もプールもない。当然友達とも会えない。なんて状況なんだろう。と親としては心を痛めた期間でもありました。

でも、きっと二度とこんな機会は巡ってこないでしょうから、期間限定ホームスクールをしよう!と、おうちじかんを楽しむことに。せっかくだから、学校では学べない何か…。そして、私も一緒に学べる何かを探していた時、当時ささやき始められていたSDGsの17個の目標にたどりつきました。

YouTubeで見る、漁業網に絡まって動けなくなった海ガメ、森林火災で焼け爛れたコアラ、北極の氷が溶けてしまい餌を獲ることができず餓死する白くま。心を痛めながら見つめる、我が家のゴミの山。「あかんやろー!!」これまた反省。

日本ではほとんど報道されない環境問題。それは、ゴミ袋に詰められた我が家のゴミと同じ。見えないから「ない」訳じゃない。目の前からなくなるから、私の手からは離れるけれど、この地球からゴミが無くなった訳ではない。私は、ゴミを移動して縮小していただけだったんだ。そして、目の前から無くなったから「ないもの」として捉えていたのだけれど、それは地球に負担をかけながら、まだどこかに「ある」。何とかしなきゃ!まずは自分の目の前の暮らしを。

子どもに環境問題を押し付ける前に


それからは、少しずつ使わないようにしていたラップを手の届かない戸棚にしまい、キッチンペーパーを完全にさらしに。フローリングシートやトイレシートは元々使っていませんでしたが、トイレットペーパーを使って拭いていたトイレの床は、古くなったさらしを洗って使うようにしました。ティッシュよりトイレットペーパーが環境負担が少ないこと知り、さらし→トイレットペーパー→ボックスティッシュの順番で使うことに。

洋服からもマイクロプラスチックが出ていることを知り、オーガニックコットンの巾着を購入し、ポリエステルの洋服などを入れて洗濯するようになりました。

魚やお肉の入っているトレーが気になっていたので、ご近所のスーパーに、容器を持ち込んだら対応してくれるかどうかを問い合わせてみましたが、それは断られました。我が家は郊外であることもあり、個人商店は皆無なのです。チェーン店であるスーパーではやはり難しいこともありました。初めは落ち込みましたが、できることをやればいい!と切り替えて、他のことで賄えるように考えをシフトチェンジ。

環境問題に関するアクションは、100メートル走ではなく、終わりのない箱根駅伝です。ずっと山を目指して走りながら、次の走者へタスキを繋げて行く。できるだけ良い状態をキープするのが私たちタスキをかけている者の使命なのではないでしょうか?環境問題を子どもたちの教科書に載せる前に、私たちにもできることがあるでしょう?それをできる範囲で精一杯やり切るのが、私たちの仕事です。そこに善と悪はありません。やるか、やらないか。

ファストファッションアプリを消した日


長らく、自分自身の課題でもあった洋服。約1年前にあることがきっかけで、向き合うことができました。おしゃれが大好きだったので、色々なファストファッションの新作が出るたびにチェックするのが楽しみでした。期間限定の値段になるのも待ち遠しくて、週末はワクワク。

でもね、ちょっと待って!その洋服大切にしてる?

そんな思いでクローゼットを覗いてみたら、本当に大切にしている洋服の少ないこと少ないこと!そう、洋服も「使い捨て」だったんです。「あかんやろー!!!」もう、反省しかありませんね。

これではいけないなぁと、その後の私はファストファッションのアプリを全て消しました。すると不思議。見ないから欲しくなくなる。そして、誰かに評価される自分の洋服ではなく、私が本当に欲しい服に焦点が当たるようになりました。今では、欲しいな!と思ったタイプの洋服はまず古着で購入するようにしています。

最近はBoodyのロングジャンプスーツを手に入れて大切に着ています。つなぎって実は簡単におしゃれ感が出るので、大好きなのですが、トイレ問題が解決されなかったので、今まで敬遠してたんです。

お手洗いで肩紐を外すと、裾がフルレングスのタイプは、トイレの床についちゃいませんか?靴下の中に入れる。とか、裾を折り返す。とかするんですが、つるんとした素材ではなかなか難しくて「げっ」となることも。公共のトイレではやっぱり嫌ですよね…。でもBoodyのロングジャンプスーツは、少し短い丈に作られていて、下につかない!これだけで、私には快適な訳です。年齢を重ねると素材は大切で、ゴワッとした素材やホンモノの「つなぎ」は難しい。「娘や息子が着なくなった洋服をもったいないから着ています」感がどうしても出てしまうんです。

この「すとん」と落ちる生地感とツヤっとした素材が、42歳でも素敵に見せてくれる、大人もイタくない「つなぎ」がこのBoodyのロングジャンプスーツなのです。中に合わせるものによっては、ちょっとしたフォーマル感も出るので本当におすすめ。ボウタイブラウスなんかを合わせてもとっても可愛いのです。


使い捨てない暮らしで見えたもの

エシカルな暮らしは、時にお金がかかると思われがちなのですが、実はそんなことはありません。エシカルな商品やオーガニックな野菜は、他の製品より多少お値段が張りますが、とことん使い倒せば良いだけ。「ファスト」だから「失敗してもいいや」と思ってしまいますが、お金をかけたものは「元をとりたい!」と思うものです。購入にも慎重になりますし、最後まで使い切ろうとします。

こんな風に意識をし始めると、私たちはあまりにも、お金を払って「使い捨てる」ことに慣れてしまっていたなぁと感じます。使い捨てない暮らしを継続するためには、知識ではなく知恵が必要になってきます。

便利な商品があると知っていることは知識。
それがなくてもやっていけることは知恵。

モノの命を全うすることはとても心地よく、暮らしの中で「コレ、なくてもやっていけるかも?」という自信を運んできてくれました。「コレがないからできない」「アレがないからできない」という考えは、心のベクトルが自然と「不安」に向いてしまいます。

「なけりゃないで何とかなる」という考えは、希望という駅に向かう列車のようではありませんか?一見不便だと思われた捨てない暮らしは、実は明るい未来への切符だったのです。捨てない暮らしの向こう側にあったのは、確かな暮らしでした。足元を固めながら、着実に歩みを進める穏やかな暮らし。そんな捨てない暮らしがスタンダードになればと、日々発信を続けています。皆さまの捨てない暮らしもいつか伺ってみたいなぁと思う今日この頃です。

紹介商品:ロングジャンプスーツ

 


プロフィール

長男の誕生で自然育児に目覚めたのをきっかけに地球環境に関心を持ち、10年を超えるゆるエシカルライフを実践中。私にも地球にも「ちょっといい」をコンセプトに日々の暮らしでできるエシカルライフを発信中。プライベートでは3児+保護犬の母。