こんにちは！ヨガ・アーユルヴェーダ講師として、湘南と大阪の２拠点とオンラインで活動している永田舞美（Mami Nagata)と申します。妊娠前からBOODY愛用者の一人だった私は、今回、自身のライフスタイルであるヨガやアーユルヴェーダのある暮らしについてコラムを書かせていただくことになりました。今まで生き苦しさを感じていた人生から、ヨガやアーユルヴェーダに出会ってイキイキとありのままに過ごしていけるようになった私の経験が、一人でも多くの方の励みになったら嬉しいです。
現在の活動について
ヨガ・アーユルヴェーダ講師として、「本来の自分を取り戻して個性を輝かす」ことをテーマに、朝ヨガコミュニティの運営やアーユルヴェーダ講座、ヨガとアーユルヴェーダを組み合わせたイベントを企画・主催しています。難しく思われがちなアーユルヴェーダを『日常に生きるアーユルヴェーダ』として、日々の生活に溶け込みやすく、今よりも身体も心も心地よくなるライフスタイルを発信しています。
また、ヨガイベント最大級のヨガフェスタ2021に講師として出演させていただいたりと、各種イベントにも参加させていただいており、今年は「五感を癒し、ありのままを感じる」ことをテーマに、クリスタルボウルとヨガを組み合わせたレッスンも開催していきたいと思っています。
現在の活動を始めたきっかけ
新卒で入社した金融業界で営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会いました。入社して3年目になった頃、ストレスにより休職していた経験があります。10代の頃から生理痛や貧血に悩まされ、会社員生活では睡眠障害や婦人科系の疾患も抱え、長年悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいました。身体の調子がよくないと、精神的にも安定せず、原因不明の涙を流すことも多かったです。
元々、頑張り過ぎてしまうところがあり、他人に頼ることは「迷惑をかける」「自分でできないと思われるのが怖い」と思い込んでいて、なんでも一人でやろうとする性格でした。「〜すべき」「こうした方がいい」という考えが頭にあり、周りからの目をいつも気にしていて、『誰かから認められる私』で過ごしていたのだと思います。自分の軸がわからなくなり、疲れてしまっていました。どうしたら健康で穏やかに過ごしていけるのかをいつも考えていました。
そんな時にヨガやアーユルヴェーダと出会って、「自分を知る」きっかけが出来たのです。”私にとっての心地よさ” を考えるようになりました。
アーユルヴェーダでは、一人一人の個性を大切にしています。その世界観が素敵だなと感じていて、自分に合った心地よさをととのえていくことができるのです。現代は沢山の情報が溢れていて、何が自分に合うものかわかりません。これまで世の中でおすすめされている健康法を試したものの効果がわからず、心にも影響し、生活に溶け込めなかったのです。遠回りをしてきたからこそ、自分自身を知り、バランスと調和を取ることで心地よく過ごしていけると実感しています。
自分自身がととのい、心地よさに満たされながら過ごしていくと、日常で起きることや、周りからかけられる言葉が変わっていきました。『自分の人生を生きている』という実感を感じるようになったのです。私自身の経験を通して、『自分らしくイキイキと過ごすサポートをしたい』という想いから、2021年に独立し活動を始めました。
ヨガやアーユルヴェーダと出会ってから
身体の不調が改善されるだけでなく、心の変化も大きいです。私がヨガやアーユルヴェーダと出会ってから、誰かと比べたり、誰かや何かのせいにすることがなくなり、「自分がどうありたいか」という目線で過ごせていけるようになりました。
自分自身に意識を向けながら過ごしていくと、今起きていることには「結果と原因の法則」があると気づき始めたのです。これまで悩んでいた体調不良には、食生活や日々（特に生理期間中）の過ごし方など、日常生活での何気ない選択が原因を作っていたことがわかりました。自分を観察していくと、こんなにも身体は正直かと思うほど変わっていき、気持ちも穏やかになっていったのです。
日々の選択が私の意識次第で変わっていくと実体験したことで、心地よいと感じる選択を大切にするようになりました。様々なことが起きる日々の中で、自分に寄り添い、柔軟に対応していく力がついてきたと感じています。
子どもが生まれてからのライフスタイルの変化
今年の1月に息子が生まれました。すべてがゼロからのスタートであたふたしながらも、息子と共に私も成長させてもらっています。毎日違う表情を見せてくれる我が子を目の前にして、「いまこの瞬間を大切にしたい」と改めて感じているところです。今までとは時間の流れ方が違い、プライベートの時間はごくわずか。自分にとって大切なこと、必要なことにフォーカスされています。
また、『自分のご機嫌は自分で取る』。息子が生まれてから特に意識していることです。アーユルヴェーダやヨガのTIPSを、その時の自分に合わせながら過ごしています。朝ヨガから1日が始まり、体調に合わせたチャイ作りや食事、オイルケアは私のライフスタイルの一部です。リラックスできる服装も大切。妊娠前から産後もBOODYの下着やウェアを愛用しています。自分がどうしたらご機嫌でいられるのかを知っているので、調子がととのわないときも、ニュートラルな自分に戻ってこれる術を知っているのは心強いです。ママがご機嫌でいることが、息子も笑顔でご機嫌でいて、家庭が温かい雰囲気になると感じています。
輝く女性へのメッセージ
みなさんは、どんな自分でこれからの人生を歩んでいきたいでしょうか。日常生活にあるさまざまな立場や肩書きによって、本来の自分を見失ってはいませんか。仕事上の私、家庭での私、友人との私・・・。それらをすべて置いたとき、自身の中には何が眠っていますか。日々の活動を通して、「生き生きと過ごしていきたい」「心地よく自分らしく生きていきたい」と相談をいただくことが多いです。そう思ったときが、あなたの中で何かが変わり始めているタイミングです。違和感を感じていることがあったら、小さなサインだとしても意識を向けてあげてください。「私なんて・・・」「女性だから・・・」などと感じる必要はないのです。自分自身のサインに耳を傾け、寄り添って過ごしていくこと。この繰り返しが自分との信頼関係を高め、本来の自分を感じ、素直にシンプルに生きていけるようになります。私にとってアーユルヴェーダのルーティンやヨガの練習が、自分に立ち戻る時間となり、自分を理解することに繋がっていました。
自分を知って、自分に合うものを知って、自分に取り入れられることをする。そう向き合っていくうちに、『何が心地よくて、どんな自分でありたくて、どんな人生を過ごしていきたいのか』、”生活” ではなく ”人生” に意識が向くようになると思います。
一人一人が自分の幸せのために生き、満たされると、周りへもいい循環が巡っていきます。そんな社会が広がっていくように、いつまでも魅力を輝かせていく女性として生きていきたいと、女性として生まれたことに感謝し、今後の人生を楽しみたいと思います。
プロフィール
ヨガ・アーユルヴェーダ講師、一児の母として、身体と心がととのうライフスタイルを発信中。
自律神経の不調に悩まされていた過去から、自分らしくイキイキと過ごせていくことを体感し、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝えている。
